楽譜の読み方①ブルグミュラー「アヴェ・マリア」とショパン「革命」「エオリアンハープ」
- ピアノを読む
人が人を好きになる瞬間ってギャップなんですってね
ってことは~ ピアノをもっと好きになってもらうためにィ~
ピアノを(もっと)好きになる瞬間=ギャップ としたらいいのよ
え?まさか…ピアノってそんなんだったの・・・?(;゚⊿゚)ノ
え?まさか…この曲ってそんな作りをしていたの・・・?
え?まさか…このハーモニー進行、この和音がそう感じさせてたの?
楽譜の見方~その1
楽譜を読む=音符やリズムを見るだけではないです。
強弱、速度、発想標語などを見ますよね。
スラーのかかり方やアクセント、スタッカート、
スフォルツアンドのつき方、音符の向きなども見ます。
例えば、上の楽譜の右手部分
1段目4小節にかかる長い弧線と
その内側に1小節、1小節、2小節にかかる
短めの弧線の意味の違いを生徒さんに伝えます。
左手部分の付点2分音符と2分音符の棒の向きの
違いについても伝えます。
楽譜の見方~その2
↑ブルグミュラーの「アベ マリア」という曲の最後の部分
もし、こんなふうだったら↑
もし、こんな風だったら↑
それはそれは、つまらない終わり方ですよ。
作曲家がこうしたのはなぜ?を考えるのって楽しいです。
好きな曲なら。なおさらね(^_-)-☆
ピアノという楽器、曲そのものを深く知ったら
見方が変わるよ。好きになる
楽譜の見方~その3
大人の生徒さんたちが弾いている曲も
「もし、こうだったら…」と
楽譜をみていくと、こうでなければならないということが
なんとなくでも、わかってきますよ。
こうでなければ、今、皆さんたちはその曲を
弾きたいと思わなかったかもしれない。
作曲家が残した記号(暗号)を読み解いていけば
どう弾いたらいいかが分かってきますよ(^_-)-☆
↑ショパンのエチュードOp.10-12「革命」の最後の部分が
もし、こうでなかったら?
fffの1つ目の2分音符ラに♭がついていたら?
fffの2つ目の2分音符に♭がなかったら?
一番最後の音ミのナチュラルがなかったら?
弾いてみるとわかるけどね(^_-)-☆
↑ショパンのエチュードOp.25-1「エオリアンハープ」の冒頭部分
拍頭の音符が他より大きいです
右手はアウフタクトと1小節目の1,2,3,4拍め、それ以降も
左手は1小節目の1,2拍のみ大きくなっています。
どうして?16分音符を3連符二つで表記したのはなぜ?
ふか~く知ってみて、ピアノのこと(^_^)v
きっと虜になるよ~~~
なんてね
次へ で、楽譜を読む②「ショパンのノクターンとベートーヴェンのテンペストのペダリング」