シューマンの「幻想曲 ハ長調」
- りかこ先生のつぶやき
今、練習しているのは、
ショパンのプレリュード1曲と
エチュード1曲。
そして、シューマンの「幻想曲」1楽章。
この曲はベートーヴェンとたいへん関係があります。
ベートーヴェンの歌曲『遥かなる恋人に』のメロディーの一部がありますし、
「幻想曲」 作品17は、もともとは「幻想曲」という題名ではなく、「フロレスタンとオイゼビウスによる大きなソナタ、ベートーヴェンの記念のためのオーボーレン作品12」という長めの題名だったそうです。
ドイツのボンで計画された「ベートーヴェン記念碑」の寄付金のために作ったと言われています。
冒頭、第1主題の呈示部分は、シューマンの妻であるクララのテーマ(4つの音の下行形)を、まず陽気なフロレスタンが紹介し、すぐに大人しい性格のオイゼビウスが紹介した後、ベートーヴェンの歌曲『遥かなる恋人に』の第6曲のメロディーが奏されます。
個人的には、呈示部は第1主題より、第2主題の方が好きです…それより(呈示部より)展開部のが好きかな〜❣️
それにしても奥が深い…
知って弾くのと知らないで弾くのでは
かなり違う…。
まだまだ知らないことが
たんまり😁あります
新しい発見の度にワクワク💓ドキドキ
楽譜をじっくり見ていると
気づくことがあります。
そうすると、どう弾いたらいいのか
なんとなく分かってきます。
作曲家が残した暗号を読み解いていくのが
今は、とても楽しい🎶😄🖐️