ピアノレッスンで知る転調~ワクワクする遠隔調への転調
- レッスン日記(ジュニア)
今年はピアノの前に他の習い事があるので
送迎の車中で軽いものを食べてから来るYちゃんです。
思い出します。かなり昔、我が子が小学生の頃のこと…。
Yちゃんと同じように車中、駐車場や駅の売店などで軽く食べさせてたな~。
帰宅が8時過ぎる場合はお腹すいちゃって、頭の中が食べ物だらけになったらたいへんだから。
↑頭の中、食べ物だらけ?そんなはずなかろ~て(^^;)
さて、チェルニー30番で転調の面白さを知ったYちゃんは、
アルフレッドの曲でもどのように転調しているのかを知ります。
バン!と分かりやすく転調する所、
一時的にキュンとしたりギュ~っとしたりする転調、
ドキドキ感の半端ない遠隔調への転調。
Yちゃんは「楽典」で近親調や遠隔調を知り
その効果なども少し分かっているようなので
楽しそうです。
「だから、こう感じるのか~」
「こう感じるのはこのためか~」
ってな具合です。
ドキドキワクワク感を例えると
主調(元の調)は自分の家。
近親調※1は、おばあちゃんの家や、何度も泊まった友達の家に泊まる感じ。楽しそう。そんなに緊張しないかも。
遠隔調※2は、友達のおばあちゃんの家に泊まる感じ?
そんなの現実ではありそうもないけど、想像すると緊張する…。
友達のおばあちゃんの…そのまた友達の家ともなると、めちゃくちゃ緊張する。
これはかなり遠い調への転調かな~。ドキドキしまくりますね~。
カラオケで歌われている少し前のJ-POPで、サビ部分を1キー上げる転調、
アレなんかは、かなり遠い調※3への転調になるので、そりゃ~ドキドキワクワクするわよね。
※1=主調がハ長調なら、ハ短調(同じ主音)、イ短調(調号が同じ)、ト長調(主調の5度上)、へ長調(主調の5度下)の4調
※2=近親調以外の調
※3=1キー上げる転調は、主調⇒同主調⇒属調⇒平行調⇒平行調⇒平行調の調へ転調するぐらい遠い