音が生きて流れて音楽になる
- レッスン日記(ジュニア)
◇ちゃんのレッスン
ベートーヴェンの月光ソナタ3楽章
この曲を譜読みし始めた頃に比べると
かな〜りベートーヴェンらしく
なってきたのよ (^O^)/
らしく…ということが大切
ショパンでもなく、ドビュッシーでもない
ベートーヴェンの曲ですから(^O^☆♪
中心に音の作り方をレッスンし、
最近は音楽の作り方のレッスンです。
音楽=今回は、速度法と強弱法⇒ルバートの仕方と小節線のとらえ方です
ベートーヴェンらしくするには
どうしたらいいか・・・ってなことを
あれこれしました。
ここからは、少しマニアックだよ ^_−☆
⇩下から2段目のfの前小説cresc.の部分
アーティキュレーション(スラーとスタッカートの組み合わせ)の関係で
1拍目、3拍目に重みがきます。
2拍目と4泊目にくる4つのド、
この音が、距離的に少し離れていて弾くにくいこともあり、
弱くなりすぎてしまう◇ちゃん。
次のfの主和音への導きである属音なので
聴いてほしいな〜と伝えました。
この4つのドを強く弾くわけではないのです。
弾く◇ちゃんが聴くだけで(意識する)変わります。
そして、奇数拍のファミ、ファミ♯ 、ソファ、ラソは、音形が上がっていくので音量は増します。
結果、fの左手和音、右手3連符の重心点に向かう方向性が見える、聴こえるようになり、
音が生きて流れるようになります。これで、やっと音楽になるのです。