ピアノのテクニック練習をしたい人向け
- レッスン日記(ジュニア)
テクニック練習と言えば、ハノンとかチェルニーとかブルグミュラーなどが昔から使われています。
「これら↑の練習曲集は全てやらないといけないですか?」と、お問い合わせのメールや電話、体験レッスン時などで質問を受けます。
趣味でピアノを楽しみたい場合は「全てやる必要はないです」
専門的にやる場合でも、これらの全てはやらないです。特にハノンの楽譜を全てさらう必要はないと思います。
当教室生は、チェルニーやブルグミュラーをさらう子はいます。でも、ハノンはスケール、アルペジオ、クロマティックスケールや、トリル(タールベルク運指)などの運指確認のために使う程度です。ハノンの1番~20番ぐらいは、このまま使わずに1番のみを全調の移調奏にします。2オクターブは長いので1オクターブだけします。それぐらいで充分です。
全調移調奏は、白鍵と黒鍵の並びが変わっていく度に、鍵盤に向かう指の角度と指間の幅をコントロールすることをスムーズにするためのいい練習になります。趣味でピアノを楽しむ場合も量ではなく質です。テクニック練習が無駄な時間にならないようにしたいですね。(動画で説明すればいいのだけど・・・(^-^;))
スケールやアルペジオも全調で弾くことをオススメします。