ピアノ以外を知ろう
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ふぁるべピアノ教室の行事の一つに
「オーケストラ体験レッスン」というものがあります。
10歳ぐらいから参加できます。
今回は高校生と大学生を中心に数人が参加です。
チャイコフスキーとラフマニノフのシンフォニー(交響曲)と
コンチェルト(協奏曲)から知ってみたい曲を
生徒ちゃんたちが選んで勉強していきます。
普段のレッスンで15分くらいを使って、毎回少しずつしていきます。
皆が選んだ曲で人気だったのは、
浅田真央さんがオリンピック(だったかな…)で使った
オーケストラのこと、管楽器、弦楽器のことを色々知ったあと、
音楽を聴きながらスコアをめくっていきます。
ピアノの楽譜にはないことがたくさんあります。
見慣れなうちは「今どこ?」ってなっちゃいますが、すぐに慣れます。
慣れてくると、耳に入るいろんな音や音楽は譜面ではこうなっているのね…と分かりますね。
また、ラフマニノフはピアノソロがありますので、
ピアニストの演奏が楽譜そのままに聞こえてこないことを発見しますね。
でもピアニストは楽譜通りに弾いているのです(何言ってるの?どーゆーこと?…)。
その楽譜に作曲家は当たり前のことは書き込みません。
その当たり前のことってなんでしょうね?
それを知ることが、ピアノの上達にはとても大切です(他の楽器も同じです)し、
クラシックがいい!と思うきっかけの一つにもなります。
ふぁるべピアノ教室では、
時折このような特別な体験レッスンをして、
皆を「ピアノ好き」に導いています。