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大人ピアノ〜楽譜を読むこと

  • レッスン日記(大人)

大人ピアノコース Oさん(40代)

「アマチュアコンクールを受けるのですが、思ったように弾けないので…」とのことで、今年の夏に当教室にいらっしゃいました。

コンクールは予選を通過し本選の為に課題曲をレッスン中です。

おおよそできてきましたので、来年のプラクティス コンサートで演奏予定のショパンのノクターン遺作を少しだけレッスンしました。

音の聴き方、音の出し方切り方、楽譜の読み方など、お知らせすることがたくさんあって、毎回てんこ盛りのレッスンです。

1回のレッスンで、こんなにたくさんお伝えしていいのだろうかと少々不安もありました。

でも大切なことはどうしても伝えなければ…。

何度もお伝えする。

どのタイミングで分かっていただけるか、わかりませんから…。

私がお世話になった先生方もそうでした。今思えば、大切なことを何度もおっしゃっていた…。[ん?何度もおっしゃっていた…ですと?あなたは先生のおっしゃることを聞き流していたんか〜い?…え?(^_^;)へへへ]

てんこ盛りのOさんのレッスンは4ヶ月ほど経ちました。

先日のレッスンの時に、レッスンのポイントをキレイにまとめたノートを見せていただきました。「言われたことを忘れないように書いています」とのことでした。

すごいな〜、だからこんな短期間で上達されたのよ(^^♪ 

私も40代の頃、和声や即興演奏を学んでいる頃にやっていましたっけ。ノートや楽譜に書くと定着しやすかったです。

最近は書くことも目や手が疲れる…あ~ぁ[言い訳しなさんなって!😤]

冒頭の2小節だけレッスン

この日はまず、右手で弾くト音記号の音たちについてです。

音符の上向きの棒と下向きの棒がどう違うのか、どう弾き分けるのかをお伝えしました。

また、下向きの内声を聴いて弾くことの大切さを音階固有音の性格の説明も加えながらお伝えしました。2小節目のドミナント(Ⅴ度 ソ シ♯ レ)→休止の弾き方。

右手だけでもたくさん(・・;) Oさんがパニックにならないよう、左手はやめて右手だけ楽譜の読み方と弾き方をお伝えしました。

ほんのちょっとのことが、全体の印象を変えていきます。

趣味でピアノを弾いているからそんなことは知らなくてもいいとは思っていません

。シニアコースの方には「できるかな〜できないかも…」とおっしゃる方がいらっしゃいました。

とりあえず知ってみてくださいとお話しますと、「知ってるけど、できな〜い…、でもいっか〜(^o^;)」と…。そうそう!(^^♪ 

私もまだまだ知らないことがありますし、思うようになんてできません。ほとんどを知っていて、それを音や音楽にできる人達がピアニストさんたちです♫ 

ピアノで音楽を楽しむために知っておいた方がいいことってありますよね。そのお手伝いをレッスンの中でさせていただいています。

 

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