シューベルトの魔王がピアノレッスンなの?
- レッスン日記(ジュニア)
中学2年のYちゃんのレッスンから🎵
まず、シューベルトの「魔王」の分析です。Yちゃんは1年前、中学1年生の時に学校の音楽の鑑賞で「魔王」を知りました。
レッスンでは、いかにシューベルトの「魔王」が素晴しいかを伝えています。
「登場人物の子ども(4回登場します)の音域がだんだん高くなってるよね〜」
「ほんとだー!」
「ニヤニヤしながらあちらの世界に誘う魔王のメロディは高低差あるし、キレイ✨」
「それに伴奏の形も他とは違ってるよね」
「うんうん(^_^)」
…その音程は10度。10度とは真ん中のドからその上のドレミのミまでの開きを言います。ドレミファソラシドレミってことね。
「子ども…死にそうで苦しそ〜じゃない?」
「うんうん(^_^)」
「登場人物の父親の音域とメロディはどう?」
「お父さんらしく?低いね〜」
Yちゃん、コロナ前からドイツ語で歌っています🎵(Yちゃん一人で歌うのは恥ずかしいだろうから、私が伴奏を弾きながらラララ〜と一緒に歌います)同じような高音域から始まる子どもと魔王の声色を変えることも少し知って、歌ってくれます。イイカンジ❣️
コロナで歌えなくなった頃、楽譜とにらめっこすることにしました✌️😊
そしたら、いろんな発見があって、
それを見つけるたびに目がキラキラ輝いています😄✨
ますます歌いたくなるね🎶
まだまだ続きます。調性をみたり、メロディーの中の減音程が与える印象について知ってみたり、伴奏の作りを見てみたり…。
Yちゃんは、「魔王」の分解を楽しんでいる様子です。
声楽の教室ではなく、声楽を指導することはできません。でもこれらから学ぶことは限りなく…
シューベルトの「魔王」を分解して(分析)知った色んなことがYちゃんの弾くピアノの曲にプラスにならない訳がないです。
きっと、もっと音楽を好きになってくれるでしょう❣️😉
「魔王」のあとは、ピアノの演奏基礎、リズムや楽典、スケールカデンツとアルペジオなどを一通りレッスンあと、基本教材の曲、次にドビュッシーの曲をレッスンしました。50分間はあっというね😉
私も自分のレッスンで先生にお願いして、もっともっと魔王について勉強します❗✌️😊
そういえば、デーモン小暮さんがこの「魔王」を歌っていた😅ロック?へ〜
Yちゃん!これからも楽しも〜ね🎶