コンサートの予習をします♪その2
- レッスン日記(大人)
大人ピアノコースのHさんが
11月に愛知県芸術劇場で行われる
NDR北ドイツ放送フィルハーモニー交響楽団の
コンサートに出かけるということなので、
3ヶ月ぐらいかけて、レッスンの中で少しずつ
予習をすることにしました。
演目は全てベートーヴェン。
♪「エグモント」序曲
♪ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」
♪交響曲 第3番「英雄」
です。協奏曲のピアニストはゲルハルト・オピッツ
お髭も髪の毛も真っ白なおじさん?おじいさん?(コラ!)
Hさんはポケットスコアを「皇帝」と「英雄」の2冊を用意し
1回のレッスンで1楽章、または2,3楽章ずつ
簡単に曲の構造を知り、音源を聴きながら譜を追っていきました。
それにしても、やっぱり
ベートーヴェンはすごい!!
作りがすごい!
後の作曲家たちが越せないわけです。
「英雄」は確か…ベートーヴェンが第9番
(お子さまたちも知っている有名な“よろこびのうた”の曲)
を作曲しているときに、
弟子が「先生が作曲したものの中で一番の傑作は?」
と尋ねたら「英雄だ」とベートーヴェンは答えた…という。
第9番を完成させた後に尋ねたら
ベートーヴェン先生は「第9番だ」と
答えたかもしれないですけど…
ということで、「英雄」は濃いです。
バッハぐらいしかできないフーガもチョロっと入ってるし。
本当にすごい人です。
Hさん、コンサートを楽しめるといいです(*^_^*)
そしてきっとHさんの演奏に、いい影響を与えてくれるはずです。