結婚披露宴…サプライズ演奏
- レッスン日記(大人)
「1曲仕上げコース」のレッスン日記
少し前に、
サプライズ歌唱の伴奏を頼まれたというTさん(ピアノは小学生時代に緩く習っただけだとおっしゃっていました)から、
問い合わせのお電話をいただきました。
本番(ご友人の披露宴)の2週間前のことでした。
もともと決まっていた伴奏の方が、
都合により出席できくなったとかで、
急きょ、頼まれたそうです。
Tさんは、何から手を付けていいのか
分からなかった(だったかな?)ので、
あちこちのお教室に問い合わせをしたそうです。
でも、断られたそうです。
やはり、そうでしたか…。
当教室もHPに掲載してありますが、
せめて “3ヶ月前にはご相談していただきたい” ものなのです。
あと2週間しかないとのことですので、
ちょっと厳しいかな。責任持てないかも。
ゆえにお断りしようか…。と思いましたが!
お電話の様子から、
とても困っていらっしゃるのが伝わってきて…。
それに、どうしてもやりたい。頑張る!と
おっしゃっていましたので…。負けてしまった(←どんな言い方よ!)。
お引き受けしました。
引き受けたものの、本当にできるのか〜?
たったの2週間で?
楽譜を見ながら弾くのが難しい方が…。ん〜〜。
正直申しますと、当時はかなり不安でした。
でも、やるしかないです!
1週目は3日間連続でレッスンし、
最後まで弾けるようにしないとなりません。
たまたま、大人ピアノコースのレッスンが午前中になかったので、できました。
楽譜がほぼ読めない状態で弾く方々は、
やはり、鍵盤の位置を覚えていくしかないです。
だから、和音ばかりの伴奏をフルコーラス分覚えるのは、かなり大変です。
というか、間に合わないので、
えーい!ドレミで書いてしまおう!ってことで、
2回目のレッスン後、Tさんに
「こことここは、コード進行が同じなので、繰り返すことで覚える数を減らします!あとは、Tさんの分かりやすい方法でいいので、紙に全部ドレミで書き出してきてください!」
この日の夜の作業は大変だったと思います。
でも、これをしないと、おそらくできなかった…。
Tさんも不安な日々を送っていたと思います。
全力で導きました。応援しました。
2週目の2日間で、本番に向けた練習の仕方や心構えなどをお伝えしました。
緊張状態で弾くとはどういうことなのか、
実際に経験していただきました。
披露宴本番の二日前、緊張した状態でも、
演奏を止めずに最後まで弾けていましたので、大丈夫かな! (^^♪
当日はきっと上手くいきますよ…♪
あれから…
しばらく経ち、Tさんからお手紙が届きました。ありがとうございます(*^^*)
レッスンと練習を繰り返している時、不安でしかたなかったこと、
本番はとっても緊張して手の震えがすごかったけど、最後まで弾けたことなど。
\(^o^)/ よかったです~。
そして、お礼の言葉を本当にたくさんいただきました (*^^*)。
こちらこそ!ありがとうございました。
とってもいい経験をさせていただきました。
先生としての引き出しが一つ増えました(*^^)v。
Tさんの熱意に負けて(←よしなさい、その言い方(^ ^;))
本当によかったです。