リスト「愛の夢」練習の仕方
- レッスン日記(大人)
「愛の夢」の練習の仕方について少し紹介します。
まず、↓画像の後半部分のハ長調に転調したところです
手の小さい人には弾きにくい所です。
①囲んだ音を和音にしてレガートで弾いていきます(1小節毎に3~5回)弾きます。
この練習で注意したいのは、次の和音を弾いたら前の和音を弾いた指の力を抜くことです。
②いわゆる“ダブル練習”です。ドミドミ ソドソド ミソミソ‥。速めに。
この時も、弾かない指(鍵盤に接触していない指たち)の力が抜けているかを確認しながら練習することが重要です。弾かない指に力が入っていると、その指に引っ張られて動かしたい指がラクに動くようになりません。
8分音符のスムーズな動きは上記の練習で4小節全て3~5回します。
次に4分音符オクターブと8分音符群冒頭のつなぎをよくするための練習です。
ファとファ(オクターブ)を長めにして(2分音符分ぐらいの長さ)⇒素早く囲んだ和音(ラ♭とド)に跳躍させます。※この時に注意したいことはオクターブと次の和音に隙間をつくらないことです。手(腕)は鍵盤を触れるか触れないかの状態で左から右へ横移動です。少しでも弧を描かないようにします。
次に↓画像の部分です。
難しいところですね。飛びまくりますから(^^;)
・1段目の形のところ
AとB音を弾いて、まずメロディーとベースの流れを脳に記憶させます。
CとDをかたまり(和音)にしてハーモニーの変化を知り、和音内のどの音が変化していっているのかなど、規則性を見ていきます。
右手だけの練習です。AとC(かたまり=和音)。ハ長調の所と同じように練習します(上記※印)
左手も同様にしたのち、両手で跳躍の練習をします。
・2段目の左手の形のところ
“ダブル練習”+リズム替えの練習をします。
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他にも様々な練習方法がありますが
今回はとりあえず以上です。
「愛の夢」は他の部分でも練習方法が分からないときは
・たかまり⇒ばらす
・ばらけている(単音が3度以上の幅で動く)⇒かたまり
を意識して練習してみてはいかがでしょうか(^_^)v