トピックス

幼稚園教諭・保育士コースに在籍の生徒さんは

現役の幼稚園の先生、保育園の先生、

その資格を得るために大学などの学校に通っている学生さん、

その職業を目指す高校生の人たちです。

現役の先生のレッスンから少し…

先生とピアノの関わりは園によって様々です。

当教室は３年目のMさん。

とてもステキな幼稚園の先生です。

今年度は、園の発表会の歌伴奏や打楽器アンサンブル伴奏の他に

卒園式の入場BGMの担当とのことで、昨年より１曲多く練習しています。

結婚披露宴を始め、様々なイベントのBGM演奏をするということは、

“曲の途中できれいに終わる必要がある”という場合が度々あります。

卒園式の入場GBMを弾くMさんの場合ももれなくそうであり…。

まず

・止まらずに弾く

・音楽的に弾く

そして

これらをできるようにした後

・曲途中で強制終了！（フェイドアウト）の仕方

をお伝えします。

強制終了といってもブチっと切ってしまっては

イベントに参加の皆さんの目がピアノにいってしまいそうです。

BGMですので、注目を浴びずにさら～っと流したいですね。

強制終了（フェイドアウト）する⇒曲を終了させる

終了させる⇒ハーモニー的に終止させる

最終をドミナント⇒トニックにすればいいのですが、

それを曲に合わせた内容で工夫すると、おしゃれになりますね。

和声的なことと音型的なことをMさんに分かりやすく伝え、

実際にやってもらいました。

Mさん、あっという間にできちゃいました。

曲のどの部分でもその方法を使えば強制終了できます。

数小節おきに強制終了させられるように練習しておけばOKです。

最後に

緊張した状態でそれができるようにすることです。

３月始めに教室行事の「動画撮影会」があります。

そこでMさんは入場GBMのシミュレーションをします。

実際に人が開場へ入場して座ったところで演奏を止めます。

人＝ふぁるべピアノ教室講師の二人です(^^;)

本番は緊張しますから、普段ご自宅で練習している時とは違いますよね。

これができたら「本番もできます！」自信がつきます。

幼稚園教諭・保育士コース在籍生の皆さんは

小さなお子さまたちが好きで、いい保育をしたい、いい教育をしたいとおっしゃっています。

いい先生たちです。そんな方々だからこそ、ピアノについても努力されているのだと…

そんな先生たちのピアノに関してを全力で応援しています！