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大人からピアノを始める

  • ピアノを読む
(これは過去の自作HP「リゴドンの音楽畑」の記事です)
その1 演奏技術(初歩の技術として)
・左右で違う動きができる
・鍵盤と指を対応させる(頭で理解させて指に命令を出させる)では、具体的にどんな訓練をしたらいい?①右1,2,3,4,5左5,4,3,2,1を左右同時に指折りする
 (両手親指が1、人差し指が2・・・)
②反射神経を鍛える
図の1~20の数字を順番にメトロノームに合わせて、
右手、左手、右手、左手と交互に差していく

③指の間が広がらない人について
腕の裏側を向こう側に向けて、手のひらをテーブルにつける。
ただこれだけするだけで指の間が」広がるようになる。
その2 ある程度弾けるようになったら
ピアノは他の楽器に比べると、入門しやすい楽器です。
鍵盤を押せば誰でも同じ音が出せる。
そんなピアノの最大の欠点は
①1音では絶対にクレッシェンドができない(減衰楽器)
②半音以下の微細な音程がない=ポルタメントができない、ヴィヴラートがかけられないということは、音楽表現上、非常に悲しいことです。
以上のような欠点を補って人を感動させるのは“至難のワザ”なのです。
(ピアニストは相当すごいってことです)
そこまで望んでないって?でも、どうせやるなら“味のある演奏”をしたいですよね
(「ステキ~」とか「上手ね」と、言ってもらいたいですよね)。
そのためには音符一つ一つについての打鍵と離鍵、それぞれのタイミングと
そのスピード(縦横のバランス)をコントロールし、自分の中に“目指す音、音楽”をもち、
その音を出すために試行錯誤を繰り返さなければなりません。
ピアノ演奏を趣味にするということは、たいへんなことかもしれませんね。
いい先生に巡り会え、ピアノや音楽がますます好きになれば出来ることだと思います。
好きでなきゃできません。意地でできるものじゃないですから。途中で挫折しないためには好きな曲を弾くことがいいと思います。
好きな曲を練習する中で、ハノンのようなスケール、オクターブ、アルペジオ、重音、トリルなどの
技術的な練習は十分可能です。バッハで習得するポリフォニーもショパン、シューマンはじめ、
大人の方々が弾きたいクラシック曲には必ずと言っていいほど含まれています。
それも好きな曲を練習する中で十分にできることです。
ハノンやバッハの譜読みをしなくてもいいのかもしれません。
自分の好きな曲ならハノン的、バッハ的な練習は苦にならないのではないでしょうか。弾きたい曲がひけるようになるためには。
まずは具体的な目標、そして具体的なアドバイス、やはり理論よりも実践かな。
「知っている」と「分かっている」は違います。
一つ一つの課題(曲という意味でなく)を体得していけば、いつかは弾ける。
ベートーヴェン、シューベルトのピアノソナタ、
ショパン、リスト、ドビュッシー、バッハ、モーツァルト・・・
やってやれないことはないかもです。
環境とあなたの想いと努力…。

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