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巨匠の言葉「モーツアルト」「レオポルト・モーツアルト」

  • コラム
(これは過去の自作HP「リゴドンの音楽畑」の記事です)

モーツアルト

「左手が指揮者である」

「僕の曲を平均律で弾く奴はぶっころしてやる」

「音楽の最高の効果は流れる音の間に来る無音の状態(休止符)だ」

死の3年前、「ドン・ジョヴァンニ」の公演前に友人に言っています
「僕に『ヴォルフガング、忘れちゃいけないよ、皆が君のような才能の持ち主でないんだ。君にとっては、何もかもが簡単すぎるんだ』と言うのです。「簡単だって?」とぼくは言い返しました。みんなそんな風に思っているのです。ヨーロッパ中の宮廷を周遊していた小さな男の子の頃から、僕は同じ事を言われ続けています。目隠しをして演奏させれらたこともありますし、ありとあらゆる試験をやらされました。こうしたことは、長い時間かけて練習すれば、簡単にできるようになります。僕が幸運に恵まれていることは認めますが、作曲はまるっきり別の問題です。親しい友であるあなたには誓って言いますが、長年にわたって、僕ほど作曲に長い時間と膨大な思考を注いできた人は他に1人もいません。有名な巨匠の作品は、全て念入りに研究しました。作曲家であるということは、精力的な思考と、何時間にも及ぶ努力を意味するのです」

レオポルト・モーツアルト(モーツアルトの父)

「どんな曲にも、その曲がどのようなテンポを要求しているか、確実にわかるフレーズが、少なくとも一つはあります。もし他の点もよく見たら、自然なテンポでなければ、そのフレーズは弾けないことすらあります。」

 

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