人前でピアノを弾く~緊張する
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今度の日曜日は いよいよ
プラクティスコンサート(大人ピアノコースの生徒さんたちのランチ付き発表会)です。
大人の趣味ピアノ生徒さんたちの本番です。
そして、この↑コンサートには出演しないのですが、
幼稚園の先生をしていらっしゃる生徒さんたちも、
この時期は本番に向けての練習&レッスンです。
園の行事(発表会)で合唱、合奏、オペレッタなどのピアノ伴奏をします。
本番=人前でピアノを弾く⇒緊張しますよね。
普段とは違います。
大きな失敗をしないための練習をしていかないとなりません。
その方法をいくつか生徒さんたちには伝えています。
暗譜で弾く場合と、楽譜を見て弾く場合とでは、
その練習内容が少し違います。
こでは、楽譜を見て弾く場合の練習から、少しだけ紹介します。
本番前は両手で通して弾くだけの練習は止めます。
途中からすぐ弾き始めることができるようにします(左手だけでもそれをする)。
途中とは?
まず、切りのいいところ、
次に段のはじめ(弾きにくい出だしであっても)、
そして、できたら4小節とか2小節単位で弾き始めてみる。
それは曲の後ろからやります。
100小節の曲なら96小節目から弾き始める
→92小節目から始める
→88小節から…とやってみます。
楽譜を譜面台においていても、緊張すると
「え?今 どこ?わたしは今、どこを弾いている?」と
迷子になってしまうことがある・・・かも しれないです。
趣味ピアノの方々には、実際にその経験をした人が何人かいらっしゃいます。
普段、楽譜を見て弾いている所と目を鍵盤においている所が、
本番の時に少しずれると↑のような「今どこ?」現象がおきます。
暗譜本番では、このようなことは起こらないですね。
楽譜を見ないわけですから。
たった1つの方法だけお知らせしました。
他にも色んな練習方法で、生徒さんたちの本番力を鍛えています。
手指を使う反復練習による筋記憶、楽譜を分析しての脳記憶に始まり、
人によってはメンタルトレーニングも必要です。
本番で弾く ご自分のピアノの音を、
気持ちよく聴いてもらいたい、聴けるようにしたい、という思いで、
「本番に向けて」のレッスンをしています。
明日はとてもお天気がいいようです。
(*^▽^)/★*☆♪ ステキなコンサートにしたいです!
皆さんの演奏、ゲストの演奏、お食事、楽しみ(o^O^o)