初見演奏で読譜力アップ
- レッスン日記(大人)
大人ピアノコースのHさんのレッスンです。
「5線上で読み間違えていまう音があるから。」
ということで、ご本人の希望により
毎回、レッスンの最初に初見演奏をします。
初見演奏を始めた頃は、確かに読みにくそうでした。
音符と鍵盤が結びついていないようでした。
2年ほど続けました。
今はアーティキュレーションやダイナミクスなども
見られるようになり、
音楽的に弾けるようになりました。
今回の曲はリヒナー作曲で
難易度はブルグミュラー後半程度の曲です。
数秒間予見していただき、演奏スタートです。
なかなかいい具合に弾けました。
答え合わせをします。
ついでに、簡単に分析します。
今回の曲には
定番のコード進行がありましたので
どのような進行なのかをお伝えしました。
曲によってはコード進行だけでなく
形式や調性などについても分析します。
初見演奏では、ただ弾くだけでなく
簡単な曲だからこそ分析がしやすいので
ついでに知っていただいています。
その積み重ねが、ショパン、ベートーヴェンなど
大人の方々が弾きたい曲たちが
分かりやすくなります。
分かると弾きやすくなります。