結婚式でピアノを弾くTさん~その①
- レッスン日記(1曲仕上げ)
やっと秋らしくなってきました。
今年も長くてとても暑い夏でした。
その暑かった夏、
「1曲仕上げコース」にて
ご自身の結婚式でピアノを演奏したい!
というお二人のレッスンがスタートしました。

お二人目 Tさん(男性)
新婦さんに向けて、
サプライズで弾き語り演奏です。
曲は菅田将暉さんの「虹」です。
夏の頃、体験レッスンでは
「全くピアノが分からない。ファがどこかも…」
「できるかどうかが分からない。できますか?」
とおっしゃっていました。
私は「虹」を知らなかったので
とりあえず楽譜を見ました。
すると、コード進行が分かりやすかったので
アレンジしやすいし、
同じことを繰り返して弾ける曲だとわかり
「大丈夫です!本番まで3ヶ月以上ありますし、この曲でしたらピアノ未経験でもできます!」
とお伝えしました。
楽譜を見ないで弾く方々は
押す鍵盤の位置を一つずつ覚えていかないといけませんので大変です。
根気がいります。
覚えやすいようにアレンジしましたが
部分的に覚えにくいコード進行を少し挟まないとならず、
そこは規則性や関連性をお伝えしました。
Tさんはコツをつかむのが早く、スムーズに進めていきました。
実は、最後まで弾き歌いができるようになってからが大変なのです。
結婚式披露宴…失敗したくない本番です。
(本番って全てがそうかも)
緊張マックス状態で
慣れないピアノを弾きながら歌う…
わたしなどは考えただけでもぞっとします。
「本番の緊張、失敗したくない」は
ジュニアコースの子たちの発表会、コンクールや試験を受ける子たち、大人ピアノコースのコンサートに出演する人たちも同じです。
音を間違えずに弾くための練習は必要ですが、
聴く人に届き、もう一度聴きたいと思ってもらえるような演奏をすることも大切です。
Tさんにもそのように弾いていただくため
手だけでも大変なのに、ペダリングも覚えていただき
間奏や後奏ではペダルを入れていただきました。
曲全体を見渡し、音量や少しの時間的な変化をつけていただきました。
“ピアノを触ったことがない”というTさんでしたが
すごいです!ペダルを入れ、抑揚や緩急をつけて
引き込まれる演奏になりました。

10月からは本番に向けて、
緊張した状態でも弾けるようにするためのレッスンです。
これはキツいレッスンだったかもしれません。
それもTさんはこなし、
他の生徒さんに聴いてもらって
緊張状態で弾くことを2度しました。
呼吸を整えて本番に臨んでくださいね。




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