バッハの組曲を学ぶ🎶
- りかこ先生のつぶやき
私自身の練習&レッスンについてです。
今、さらっているのはショパンとバッハです。
バッハはエチュード的な扱いです😅
平均律2巻、フランス組曲、イギリス組曲、パルティータから、
そのときの気分によってさらっています。
今はイギリス組曲 第3番[1プレリュード 、2アルマンド 、3クーラント 、4サラバンド、5ガヴォットⅠ、ガヴォットII(ミュゼット)、 6ジーグ ]です。務川さんの演奏でイギリス組曲
この組曲はなんだか取っつきにくいです(わたしだけ?)。
1曲目のプレリュードは気に入ったので、取りあえず譜読みしました。
でも、なんか…そのあとは入ってこない。
好きになれない…。どっちかというと好きじゃない(へへ…)。
練習してると、時々
「やめたら〜?」
と声がするのよね。
「やめる?いや〜、もうちょっとやってみる」と練習を続けてみる…。
バッハの譜読み始めはほとんど…こんな感じ😅
弾いているうちに、練習しているうちに、その曲の良さが少しずつ分かってきて
なんだかやれちゃうのよね〜。
毎回この繰り返しですわ。
最終的には組曲全部を先生にみていただきます。
最後までなんとか弾けた組曲を先生にみていただきました。
組曲は前奏曲といくつかの舞曲でできています。
そのいくつかの舞曲は特徴がありますので、
サラバンドはサラバンドらしく、ガヴォットはガヴォットらしく弾かねばなりません。
それを学ぶために組曲を勉強するのですけど、簡単ではないです。
気をつけながら日々さらいました。
練習していくと、それぞれの良さが少しずつ分かってきてきます。
いろんな音が(音形、声部が)聴こえるようになります。
それぞれがかわいくも思え(ははは)、面白くなってきます。
“初めまして”の人と話を重ねていき、その人が少しずつ分かっていくのと同じような感じです。
そして、先日のレッスンで先生から
「組曲の1曲1曲それぞれが違って(キャラクターが違って)いてよかった」
というようなお言葉をいただき、舞い上がっちゃいました~😊
キャラクターが違うといえば、
亡くなってしまったピアニスト、ポリーニが弾くショパンのエチュードを聴いた時に、
スゴっ!と思ったことがありました。
10-4 ⇒10-5を続けて聴いたときに、
どちらも速いテンポの曲なので同じように聴こえてくることがあるんですけど、
ポリーニの演奏は違って聴こえてきます。
慌ただしくドタバタ買い物をしている私の足音と、
かわいいワンちゃんが緩くしっぽを振りながら、
小走りで飼い主さんに近づいている足音ぐらい違ったのよ。
(10-4 と10-5がそうだってことではなく)
それぞれがそれなりに速いのだけど、確かに違う…。
ポリーニのあの演奏はよかった〜✨