和声分析どこまでする?
- りかこ先生のつぶやき
曲を弾いていて
「この部分はどう弾いたらいいんだろう…」
と思うところがある場合、
D⇒TやS⇒D⇒T※下記参照を意識すると
どう弾いたらいいか見えてきたりします。
この↓シューマンの幻想曲の2ページ目などは
そんな感じです。
少し前のレッスンで和声進行を教えていただきました。
「なるほど~」
「こう弾けばいいんだ~」
となります。
シューマン、また弾きたくなっちゃった😊
かなり昔に、1つ1つに和音記号をつけて分析するという
バッハの講座を受講したことがあります。
こんなにする必要があるのかな~って思った~。
個人的にバッハは
“主音や属音の保続音が下や中に存在しつつ和声が動く”ところや
“数個の同音連打”のが好き😊
保続音を伴っている和声進行部分の分析は、
「動く1つ1つの和音に和声記号をつけるのではなく
経過的な和音や偶成和音と捉える」といわれています。
主音がずーっと鳴ってる安定感、
属音がずーっとなっている緊張感の中で
スン!(朝ドラ虎翼?)と何かが変化したり、揺らいだり…がいい。
1つ1つの和音ではなく、(S)⇒D⇒Tの流れを知ることが大切。
でも…DとかTを知るには、
その和音がなにかを知らないとならない…。
結局、和声学ですか~。はぁ~
30歳を過ぎてから和声進行の重要さに気づき(遅い!)、
40歳頃から学び直した…。
遅かったけど、今は分かることが増えて楽しいよ😊
※TSDTについて分かりやすく伝えてくれています「ピアノ学習カフェ」