大人ピアノ🎵自分の演奏に不満がある人
- レッスン日記(大人)
お子さまに限らず、大人の方々も
レッスンの始めは少しのウォーミングアップをします。
スポーツをする人がそうするように。
過去に、大人ピアノコースの体験にいらっしゃった何人か方方に
「ご自分の演奏について“こうしたいのに”などの不満ありすか?」
とお尋ねしたことがありました。
すると、こんなことをおっしゃいました。
「fがfに聞こえてこない」
「CD(ネット音源)のように聞こえない」
「なんか違う。でも何が違うか分からない」
「家族にうるさいと言われる」
なるほど~と思いました。
体験レッスンを希望された方は
おそらく、ご自宅で弾いていらして
納得いかないと思われたので
当教室の問い合わせフォームを
ポチっとされたのでしょう…。
「fがfに聞こえてこない」
⇒pがpでないからです。
「CDのように聞こえない」
⇒プロの方々(ピアニスト)のようには弾けません。
水泳、テニス、陸上など、オリンピック選手のようにできませんし。
「なんか違う。でも何が違うか分からない」
⇒自分がこう弾きたいという思いがおありでしたら、そこへ導くことは可能です。
まず何が違うのかを知ってみましょう。
「家族にうるさいと言われる」
⇒右手が左手を置いてけぼりにしていませんか?
低音とのバランスを聴いてみてください。
そして全体に上部雑音と下部雑音を減らしてみましょう。
下部雑音はゼロにはできませんが上部雑音はなくせます。
方法をお伝えします。
子どもの頃に習っていたという生徒さんの中には
基礎部分をほとんどやっていなかったです(知らないです)と
いう方がいらっしゃいました。
または、随分昔の指導で教わった方々が
どんな曲でも、どんな部分でもハイフィンガータッチ※で弾かれます。
この場合、音量コントロールがしにくく、
どこをとっても同じような音色になってしまいます。
金太郎飴のように…。(金太郎飴って今の人、知ってるかな~)
※このタッチで弾きたい、弾いた方がいい場合もあります
大人ピアノコースを希望される方は
この“金太郎飴のような弾き方”をなんとかしたいと
思っている方が多くいらっしゃいます。
スケール・カデンツ、アルペジオや重音(3度の和音)などの
教室独自の課題で手や指、体の使い方、
楽譜の読み方(ドレミを読むだけでなく)などをお伝えしています。
3年~10年で皆さんの演奏は良くなっています。
(プラクティスコンサートにて、そんな生徒さんたちの演奏をお聴きいただけます)
子どもの頃からの癖を直すのは面倒ですし時間もかかりますが、
一つのことに一定期間こだわって
正しい練習をすれば、必ずいい方向に変化します。
これからも当教室は
「ご自分の演奏に不満がある」方々の
不満を解消していただけるように
全力で応援し、導いてまいります!