大人から始めたピアノ♪練習の仕方
- レッスン日記(大人)
ショパン
「毎朝、非常にゆっくりのテンポで練習し、
指をしなやかにしなさい。」
と生徒に言っていたとか。
リスト
「私を真似てはいけない。
私のやり方で私は成功できたが、
あなたはきっと失敗するだろう。
これは私だからできたとしか言えないのだ。」
非常にゆっくり…とは?
毎朝? ほ~なるほど~
まぁ~やらないですよね~
そりゃそうだ~~
リスト先生のようには
むりむり!真似しようなんて
これっぽちも思いませんよ(^^;)
大人ピアノ♪練習の仕方
楽譜について
大人になってから始めた場合
開始年齢によるとは思いますが、
楽譜を見ながら弾けるようにするのは
厳しいでしょう。
触る(押す)鍵盤の場所を
ひとつずつ確実に覚えていきます。
鍵盤の場所を覚えていく作業です。
片手の練習、両手の練習
片手の練習を最後までしてから
両手の練習、これもムダです。
片手の練習と両手の練習は全く別物
最終的に両手で弾くのだから
片手練習は1小節にとどめ
すぐ両手練習にした方がいいです。
片手が弾けても両手にしようとした瞬間
「右手なんだっけ?左は?
右手ソの時左手はドとミ?
え~~~っとぉ~
右が・・・左が・・・」
になってしまします。
片手の練習は長くせず
早めに両手で触る鍵盤の場所を
覚えていった方が早いです。
常に最初から弾かない
切りのいいところから
弾き始められるようにする。
練習開始場所をいくつかつくる。
例えば
①前奏から
②A部分から
③サビ部分から
など。
①②③同時に練習をスタートします。
通して弾くときに最初からしか弾けないでは
時間かかりますし
曲全体の練習量に差ができてしまいます。
最初から弾く時間を
まだできない箇所の練習に
充てた方がいいです。
ペダルを入れる場合
この場合は弾きたい曲を覚える前に
ペダルだけの練習をして
踏み替えのタイミング(意外と難しい)を
体に入れておきます。
大人から始めても1週間ほどあれば
できるようになります。