トピックス

楽譜は作曲家からのLINEメッセージ?~見えないことが伝える「音楽」~

  • レッスン日記(ジュニア)

ジュニアコースのレッスンで、楽譜についてこんなお話をしました。

 

「作曲家が書いてくれた音符、休符、強弱記号、速度記号って、

LINEの文字なしスタンプみたいなものかな~と思うのよ。

文字のないスタンプの連打で伝えられるより、

文字や文章で伝えられた方が気持ちって伝わりやすいよね。

バッハなどの時代の楽譜は『文字なしスタンプの連打』みたいなものだけど、

今日の楽譜は『スタンプ+短い言葉』で伝えてくれています。

でもね、スタンプとスタンプの間に隠れている

“送ってきた人の本当の気持ち”は見えないこともあるよね。

そこを読み解かないと、

少し気持ちのズレが生まれちゃうかもしれない。

音楽も同じ。楽譜に書かれている、見えている記号だけを音にするのではなくて、

作曲家が『当たり前だからこそ書かなかった言葉や思い』を想像して表現したいね。」

 

そこで、生徒の〇〇ちゃんに聞いてみました。

 

「楽譜に書いていないけど、気をつけた方がいいことってな~に?」

 

「今までに先生は伝えてきているし、〇〇ちゃんはそれができて“ブラボー”をもらっているよ。さて、それは何でしょう?」

 

しばらく真剣に考える〇〇ちゃん。

 

「このショートスラーの弾き方と、スラーの最後の音の弾き方!」

「一番最後の音の切り方!」

「そうね😊 では、その前の音たちは?」と聞くと、

「こうする~」と〇〇ちゃんには身振り手振りで表現してくます。

「あとは?」

「アーティキュレーション!」

「おっ、アーティキュレーションは作曲家が書いてくれている記号だね。書いていないけど気をつけた方がいいこと、あと一つあるんだけどな~?」

少し悩む〇〇ちゃんに、

「ほら、ここの坂とか、山とか、谷とか…」とヒントをあげると、

「あっ、分かった!音の大きさを変える!」

「そうそう、音形に合った音量ね。すご~い!たくさん知ってたね。じゃあ、それをやってみよう😊」

〇〇ちゃんは、思い出しながら一音一音ていねいに考え、弾いてくれました。

♪ポロロロロ~~ン♪(〇〇ちゃん弾く)

「すごっ!最初に弾いたのと違う!最初のは誰?違う人じゃない?」

言葉が、思いが伝わってくる演奏でした😊

ブラボ~~~!!

 

ピアノのレッスンは、ただ楽譜の通りに指を動かすだけではありません。

記号の奥にある「作曲家の思い」を想像し、

自分で考えて表現する楽しさを知ることで、

音は一瞬で生き生きと輝き始めます。

↑書いてないけど、やることがあるよ。

 

これからも

お子さんたちが、自分の力で

表現のヒントを見つけられるように

していきたいと思っています。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

発表会のアンサンブル「ミュージックベル」の生徒さんたちは

自宅練習用におもりを入れた筒を使っています。

Mちゃんの筒です↓

先っぽに重さを追加したそうです。

かわいくデコレーションしてくれました。

ベルの練習も楽しいね😊

 

 

千音寺教室 りかこ先生

 

ご予約・お問い合わせ

ページトップへ戻る